儲かる部門は日配部門や食品(グロサリー・グロッサリー部門)

スーパーマーケットで一番売り上げることができる部門というのは、青果部門となりますが、利益を上げられる部門が青果部門かというと、実はそうではありません。

企業によって戦略が異なるかと思いますが、「で人を呼ぶ」と言うように、ほとんどのスーパーマーケットでは青果部門で人を呼んでいます。
人を呼ぶというのは、どういうことなのでしょう。例えば、鮮度です。新鮮な野菜というのはお客様に大変好まれる品であり、それの価格が安いとなればどうでしょうか?

さらにお客様の反応を良くすることができるのではないでしょうか。

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スーパーに来店するときに、まず最初に目に入るのは青果売場かと思います。これは最初にお客様を呼んでいるためと考えられます。

お客様が生活するうえで必要な品として野菜というものがあります。どのような食卓にも野菜というものが出てくるはずで、食卓出現率(毎回の食卓で出てくる頻度)が高いため、ほとんどのお客様は野菜や果物を買っていきます。

お客様が買い物に来て買ってくれるということは、買上個数がとても高いため、売上が大きい部門であるのが特徴と言えます。
売上が多いのですが、ほとんどの品の単価が低く、また商品の加工(野菜をカットしたりすること)しなければならず、従業員の数もその分必要となり、利益を追うよりも売上を作ることに大きく貢献してくれる部門です。

利益率の高い部門は主に生鮮部門

利益率の予算(目標数値)が毎月高く設定されているのは、主に生鮮部門です。

利益率とは

利益率というのは、売上の中に何%分利益が含まれているのかを表した数字のことを利益率といいます。

生鮮部門の利益率が高いのには、ちゃんとした理由があります。
はっきりさせておきたいのは、別にお客様に魚や肉、または弁当などからったくって売りたいという考え方があるわけではありません。これにはちゃんとした理由があるのです。

生鮮部門の利益率が高い理由

生鮮部門の利益率が高い理由には、一番の理由として、人件費というものがあります。

生鮮部門は私が担当している部門と違い、商品の加工というものが存在します。

私が担当している部門は スーパーマーケットの社員がブログを立ち上げる で解説しています。

商品の加工というのは、

水産部門でいうと、納品されてきた魚をパック詰めしてみたり、魚をさばいて刺身にしてみたりすることです。
精肉でいうと、肉の塊をスライサーで切ってからパック詰めしたり、ひき肉にしたり、部位によっては食べやすいようにカットしたりします。
惣菜部門でいうと、弁当を一から作り、パック詰めして値段を付けたりします。

このように、ただ商品の品出しをしているわけではなく、品出しをするための商品を一から作らなければならないため、その分人が必要です。また技術も必要とするために人件費が上がってしまいます。

1つの商品に対して、その分人を使っているために人件費などを考慮した利益を店側は出さなければならないために、商品一つの値段を上げなければならなくなってしまいます。

何度も言いますが、ぼったくりたくてそのような値段になっているわけではありません

それ以外にも、値引きという理由があります。

魚や弁当などがそうなのですが、魚の場合は時間がたつと、急激に商品の劣化が進み、鮮度が落ちてしまいます。弁当などもそうで、弁当を作った数時間しか売ることが許されなかったりするために、担当者は時間が経った品を値引きをして、売り切ろうとするために、3割から半額程度で最終的には売ってしまいます。こうすることで、ロスが生まれ利益に影響を及ぼすために利益率を高めに設定する傾向があります。

 

上記のようなことがあることから、生鮮部門というのはもともとの利益率が高めに設定されていますが、だからと言って儲かる部門かと言うと、実はそのようなことはありません。

利益を稼ぐ部門は日配や食品(グロサリーまたはグロッサリー部門)

次に私が担当している部門はどのようになっているのでしょうか。

実はこの記事のタイトルにも記述してありますが、本当に利益を稼げるのは日配部門食品部門になります。

日配部門の商品については 和日配(わにっぱい)の種類 と 日配部門の洋日配(ようにっぱい)とは に書いてあります。
食品部門については 食品部門(グローサリーまたはグロッサリー)は在庫過多になりがち に軽く書いてあります。

これらの部門には商品の加工というものが存在せず、売場スペースでも他の部門よりも圧倒しているスーパーがほとんどです。商品の種類も豊富であり、基本的に従業員の数を必要としない部門でもあります。

企業スタイルによっては、これらの部門を極端に効率を上げ、従業員の数を減らし、補充効率を追求してからさらに利益を上げようという考え方をしているスーパーもあります。
ただし、利益だけを求めるのではなく、作業効率を上げることで人件費を減らし、その分お客様に価格でアピールするという手法をとっている場所もあります。

さらには、日配部門はお店の中で青果部門の次に売上構成比が高く、利益率も生鮮部門には劣りますが、比較的高い方ですので、利益の額で言えば1位または2位になることができますが、その代わり日持ちのしない商品が多く、値引きロスなどで利益を遺失してしまう場合もあるため、発注には十分な注意が必要です。

グローサリーの場合には、商品数も多く、日持ちのする品ばかりですので、値引きロスというものが他の部門と比べ、極端に少なく、極端な考え方をすると、仕入れたものを売ることができればほとんどを利益とすることができます。

まとめ

これまでの事をまとめますと、

スーパーマーケットで儲かる部門というのは、日配部門(チルド部門)や食品部門(グローサリーまたはグロッサリー部門)である。

利益率の高い部門は生鮮部門である。ただしそこには商品の加工という作業があるため人件費が高い。

以上となりますが、最終的にはお店というのは他の部門との連携による総合力だと思っております。お客様にはどの部門が儲かるだとかは関係がありませんので、それぞれの部門がそれぞれの部門を引き立て、お客様により多くの商品を買って頂くことが大事です。

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