食品部門(グローサリーまたはグロッサリー)の仕事

食品部門はグローサリーまたはグロッサリー部門だとか、単純にドライ。という表現をします。
そのお店の戦略にもよるかもしれませんが、基本的に売場スペースが広い部門です。
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食品部門の特徴
食品部門は日配部門(チルド)などとは考え方が異なります。
日配部門については ⇒日配部門の洋日配とは ⇒和日配の種類 をご覧ください。
食品部門(グローサリーまたはグロッサリー)の特徴
- 種類が豊富である。
- 賞味期限または消費期限が長い。
- 在庫過多になりやすい。
- 季節によって売場が変わりやすい。
- NB(ナショナルブランド)の商品が多く、どのような店にでも扱っている商品が多い。
等があります。
種類が豊富である
食品部門の特徴として、種類が豊富であるというものがあります。お店の売場スペースの構成から見ると、最も広く取られている部門でもあります。これは単純に種類が豊富にあるということでもあり、カテゴリー分けしても多くの数になります。
担当者になると、これ等の商品を覚えなくてはいけないため大変です。
ですが毎日のように業務をこなしていくと自然と覚えるため、心配しなくても大丈夫です。
賞味期限または消費期限が長い
食品部門である商品は賞味期限や消費期限が長い商品ばかりです。モノによっては短いものもありますが、大体が3ヶ月から1年。モノによっては3年以上もつものまであります。
そのため、一度に大量の商品を取り、エンドなどで大量に陳列される傾向にありますが、単品だけでものを見ると、年々その数は減り、少ない量でボリューム感を出そうとするお店が増えてきている傾向にあるようです。
在庫過多になりやすい
商品には売れるものと売れないものと極端です。
当然ではありますが、売れるものというものはいくつあっても構いませんが、売れない商品というものは倉庫でも売場でも在庫になっていたりします。
商品の数も多いので、様々な商品が毎日のように納品されていきますが、売れない商品はいつまでも在庫になるため、それが1つ2つなら問題ありませんが、それらが増え続けることにより在庫過多になっていってしまう傾向にある部門です。
季節によって売場が変わりやすい
季節によって棚替えというものが発生します。
時期によって商品が入れ替わるため、季節感というものが出しやすい部門でもあります。
そのような商品をさらにエンドなどで展開することによって、お店全体でも雰囲気を出すことができるためお店にも貢献しやすいです。
NB(ナショナルブランド)の商品が多く、どのような店にでも扱っている商品が多い
NB(ナショナルブランド)とは、メーカーさんが作った商品のことを言います。
NB商品が多いので、どこのスーパーでも同じような商品が売られています。
価格競争になりやすい傾向にある部門でもあるため、NB商品を売るのが難しくなってきています。
以上が特徴となりますが、覚える商品が多いため、担当者は大変になりますが毎日仕事をおなしていくことにより覚えることが可能となります。
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