8なのか9なのかそれとも0なのかで利益が変わる

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商品の価格設定というのは、本部が予め決めてしまう場合と担当者の一存で決めることができる場合とに分かれていますが、中にはすべての商品を本部で設定してしまうところもあるようです。

私が勤めるスーパーでは、大体の商品の価格を担当者が決めることができるようになっています。

そのため、自店の企画で価格訴求をしたり、日付が迫っている商品などを見切り品にする前に叩き売ってしまったりすることもできるのですがその反面、利益がでなければ本部から叩かれてしまうのです。

そうならないためには利益を出さなければいけないのですが、価格設定で8なのか9なのか0なのかで利益が変わってくるというお話しをさせていただきます。

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価格POPでの本体価格と税込み価格の表記の考え方

最近のスーパーでは販売価格の末尾が8か9で統一されているお店をよくみかけるようになりました。

消費税が5%の時の価格表示は税込み価格で表記されていました。

しかし、消費税が8%になった際に本体価格と税込み価格という二つの売価が表示されているお店が多くなりましたが、これにはお客様に

値段は高くなりましたけど、それは消費税が8%になったからであって、我々は値上げをしていません

というお客様へのアピールにつながるという考え方から生まれた方法なのだそうです。

今ではこのように二つの売価をPOPに入れるのが主流になりましたが、元々の発想では実際に値上げしてはいないというアピールだったために、最初の頃は5%の税込み価格598円だった商品が598円から消費税分が引かれた価格を本体価格として表記するようにしているお店がほとんどでした。

しかしお客様の目がその二つの売価表記に対して慣れてきた頃に、本体価格を598円として、8%の税込み価格645.84円という価格設定に変わっていきました。

こうすることで実質お店側が儲かるようになっていきました。

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8なのか9なのか0なのかという考え

会社は利益を求めるものなので、昨年度よりも本年度はさらに利益を上げたがるものです。

実際に儲かるような価格設定になったわけですから、消費税が8%になってから売上の良い企業ですとかなりの増収が見込めたのではないでしょうか。

しかし、昨年度に増収になった分をさらに本年度さらに上乗せしようと思っても、中々難しいものがあります。

そこで考えられたのが8なのか9なのか0なのか、です。

8を9にしてみる

価格の末尾を8から9にするとどうなるのかというと、仮に598円で売っていた品を599円で売ったとすると、単純に売上が1円増え、利益も1円増えるだろうという考えが生まれました。

実際に買上個数が月間で1000個の商品があった場合に、価格の末尾を8から9にした時に、買上個数が変わらなかったとすると、売上が1000円増え、利益も1000円増えるようになります。

 

売上や利益で悩んでいた場合に試してみるのも面白そうです。

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