店が売上不振に陥ると日配部門に集中すると店の売上げが上がる

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お店の売上げが落ちてくると、正直何をやっても中々売上が上がってくることはありません。

一つの部門が不振であった場合にはまだなんとかなりそうなものですが、正直全体が厳しくなってくると何かの要因が無い限りは売上が回復傾向に向かうというのは難しくなっていきます。

 

今回ご紹介するのは、今から数年前の話になるので現在この方法が通用するかはわかりませんが、何かの参考にはなるかもしれませんので、ご紹介したいと思います。

 

その方法は、グローサリー等で使用しているエンドを日配部門の商品で埋め尽くすというものです。

なんだ、そんなことか。などと思われるかもしれませんが、一つの部門に特化させて他の部門の売上を捨てるともとらえる事ができるので、正直まともなやり方ではありません。

しかし、よほどの事をしない限りは今のままの売上で推移していくことは明らかであったため、何か打開できる策はないかと思い考えたのがそれでした。

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まともなやり方では売上が回復してこない

数年前の当時は競合店ができていたので、当然と言わんばかりに客数が低下傾向にありました。

売上もお店全体で不振になっているため、どの部門も中々売上が上がってくることはないまま売上が悪いので対策を考えなくてはならないのですが、結局対策とはいっても会社として何かをするわけではなく、お店として何かをするということもありません。

結局そうなっては売り方であったり商品しかなかったので、まともなやり方では売上は上がらないし、ただ日々を過ごす結果になってしまうので、自分の部門として出来ることは何かないかと考えることにしました。

ひとつの部門に注力することにした

自分の部門は生鮮部門以外のもの全てを担当しているため、正直どこの部門が悪くてもどこかの部門が良くなれば私が担当している部門自体の売上は上がります。

私が担当している部門は⇒スーパーマーケットの社員がブログを立ち上げる

会社としては私が担当している部門全体よりも食品(グローサリー)であったり日配(チルド)などの一つ一つの部門の売上を意識しているため、会社からは当時の私のやり方は気に入らなかったようです。実際何人かから攻められましたがひたすら無視していたことを覚えています。

私が担当している部門の中では食品部門(グローサリー部門)と日配部門(チルド部門)の2部門の売上が高いため、どちらに注力しようか迷った結果、日配部門に注力することにしました。

日配部門に注力した理由

日配部門に注力しようと決めたのには理由があります。

まずは売上が一番高かったです。

次に買上個数が多く、部門の客数が青果部門の次に良いという理由で選択しました。

参考記事⇒買上個数が多い部門

買上個数が多く部門の客数が多い事から考えられるもの

買上個数が多い

単純に買上個数が多いと言うことはお客様の買い物かごの中にその部門の商品が多く入っているということになります。そのため、お客様が求めている商品(欲しい商品)が多いということが考えられます。

極端な考え方かもしれませんが、お客様にとって欲しい商品が多いということは支持されている部門であると割り切ることが可能です。

支持されている商品が多いため、自然と買上個数が多くなるのは当然ですが買上個数が多いため、客数が少なくても買上個数による売上の底を上げることができます。

部門の客数が多い

部門の客数が多いのは上記した買上個数が多い事から明らかです。

部門の客数が多いのでお店に来るお客様の大半がその部門の商品を買い物かごの中に入れているということになるため、お店に来るほとんどのお客様から売上げる事が可能であり、お店の貢献度も高い部門であるといえます。

日配部門に注力するには

日配部門はチルド部門とも呼ばれる通り、要冷蔵の品がほとんどです。

冷蔵ケース内で販売しなければならない商品ばかり存在している部門なのですが、中には常温販売可の商品もあります。

一番わかりやすいものですと、ブリックパックの飲料ではないでしょうか。

ブリックパックの飲料とは、

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こういう商品のことですね。

こちらは常温販売可の商品(2017/04/28現在)ですので、こういった品を展開していくわけですが、常温販売可の商品の中には高単価の品も存在しています。

佃煮であったり麺類(常温販売可)なんかは特に300円から500円のものや、600円から800円の品と様々です。

さすがに高単価の品だけではその商品の販売個数は微々たるものになりますが、客数が低下している場合には買上個数はもちろんなのですが、客単価にも注力していかなくてはなりません。

例えば98円の品などを普段よりも良い場所(売れる場所)で展開していても客数が落ちているためその商品の販売個数を増やす事はできますが、部門全体の売上が改善されるかというと中々うまくいかないものです。

そこで考えなくてはいけないことが部門の客単価になります。

日配部門に注力するとなると、本来日配部門で使用している売場スペースだけでは足りません。

常温の品を取り入れることで日配部門の買上個数・客単価を上げていく事が目的のため、冷蔵ケース内で販売していては元も子もありません。

そのため、考えたのが食品部門のエンドを使うというものでした。

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食品部門の仕入れを減らし、日配部門の仕入れ(主に常温販売可の商品)を増やすことでそれを可能にしました。

その後どうなったのか

最初の何ヶ月かはやはり日配部門の売上自体は上がりませんでしたが、それと同時に自分が思っていたよりは食品部門の売上も落ちてはいませんでした。

しかし、その後思惑通り日配部門の売上が上がり前年比で言うと二桁伸ばすことができるようになりました。

もちろんそれに比例するように食品部門の売上は落ちていきましたが、日配部門が私が担当している部門の中で一番の売上を持っていたため、全体でいうと前年比でいうと前年並みかそれ以上になるようになってからは、なぜなのかはわかりませんが、その後ずっとそういった数字をはじき出すことができただけでなく、調子が上がってきて数ヶ月後には、お店全体の売上もいつの間にか上がっており、いつの間にか客数も前年を超える事ができるようになっていたのです。

その後も食品部門の売上は落ちたままでしたが、客数が増えてくるにつれ、ようやく食品部門の売上も追いついてくるようになり、私が担当している部門全体の売上は何をやっても売上が好調な状態になっていました。

さらにその後どうなったか

売上が回復してから1年間が経っても売上は好調のままであったため、結局売上が好調であった期間は約3年間維持する事ができたのですが、結局何をやっても好調な状態に持って行くことができていたためか社員としてはあるまじき考えですが、正直つまらなくなっていました(笑)

売上が悪い時の方が考える事が多く、内心売上不振にならないかなとも思っていました(笑)

その後、グローサリー売場を以前やっていた頃のように元の形に戻していくとしばらくは売上好調なままでしたが、ずるずるお店全体の売上が落ちていきました。

その後は競合店がリニューアルオープンやら新たに出店やらで浮上することはありませんでしたが、こういうやり方もあるのかという事例を身をもって知ることが出来たので貴重な体験だったと思っています。

今現在その方法が通用するのかはわかりませんが、ある程度売場のことが任されている担当者であれば型にはまらないやり方等を検討してみてはどうでしょうか。

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