売上の中身、利益率と原価率について超簡単な考え方

以前、新入社員から利益率がわかりませんと言われたことがあります。

よくよく聞くとその社員は私に聞いてくる前に色々な人に確認をしたそうなのですが、中々理解ができなかったのだと言うのです。

聞くところによると何が何だかわからない間に説明が終わってしまったのだそう。

何が何だかわからない間に色々な用語がでてきて混乱してしまったのではと思います。

 

そこで、同じような状況にならないようにするため、売上の中身について簡単なイメージをご紹介します。

 

売上の中身には何があるのか

本来売上の中には様々なコストまで考慮されているものですが、色々なことを考えてしまうと混乱してしまうので、ここは簡単にするために

  • 売上
  • 利益
  • 仕入れ(原価)

これだけを考えていくことにします。

売上の考え方

通常店舗の売上げというのは、お客様が商品を手にとり、レジを通過することで精算を行うと発生するものです。

このことから売上というのは

売上 = 売価 である。

と考える事が出来ます。

仕入れ値を原価として考える

我々食品スーパーは、そもそも売るための商品が無いと売上にはならないので、売るための商品を仕入れなければなりません。

お客様は我々が陳列した商品を手に取り、購入して頂くのと同じように我々もまた商品を購入して利益をのせて販売しているわけですから、商品を仕入れるにはお金がかかってくるのです。

この購入金額が商品の仕入れ値になり、原価などと呼んでいます。

つまり売上にはその商品の原価が入っているのです。

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売上の中から仕入れ値(原価)を取り除くと残りが利益になる

お店にとって利益というものはとても大事なものです。

商売をしているので利益が無ければ意味がないですからね・・・。

 

商品を購入し、商品の陳列を行いお客様がその商品を手に取りレジを通って精算。これが売上の流れですから、売上から仕入れ値を引いた残りが利益になるということになります。

売上の中身

このことから利益を考えると

売上 ー 原価 = 利益

と考える事ができるのです。

売上の中身には原価と仕入れがあることがわかると思います。

売上の中には仕入れ値(原価)と利益が存在する。この3つには関係性があるのです

売上と仕入れ値、利益にはどれか2つが分かれば残りの1つが分かるという関係性を持っています。

例えば、仕入れ値(原価)がこれだけど、利益はこれだけ欲しいとなれば自然と売価がでてきます。

原価が分からなくても利益額と売価が分かれば仕入れ値(原価)がわかるのです。

これ等の特性を知っていると

売上中身

このように考える事ができるようになります。

売上となっている部分がお客様からもらうお金であり、お店に入るお金でもあるわけですから入ってくるお金が全てと捉える事が可能です。

実は利益率と原価率について考える前にこの考え方が重要なのです。

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利益率と原価率の簡単な考え方

率と言われると%(パーセント)で考えなくてはなりません。

しかし、なんとか率という話になると急に頭が混乱してしまうのです。

ですが考え方そのものは全く同じなので難しく考える事はありません。

売上、利益、原価それぞれに率をつけて考えれば良いのです。

ただ率をつければ良いのだから利益率と原価率はわかるけど売上率なんて聞いたことがありません

それぞれに率という言葉をつけるだけで、簡単に利益率と原価率が何を意味するのかということがわかったと思いますが、このような説明の仕方をしてしまうと、売上の部分に率をつけるというのはどういうこと? なんて思われるかもしれません。

 

売上はお客様から得られるお金になるため、手元に入ってくるお金は売価以上にはなりません。

そのため売価を基準として考えてあげるとわかりやすくなります。

手元に入るお金が全てであると捉えるとすれば、売価が全てであり、全てであれば100%とすることができるのです。

売価 = 100% である。

簡単に捉えるためこのように考えてみましょう。

率というと%(パーセント)のことなので、売価を100%にすることができたので、利益と原価も%として考える事ができるようになります。

率

全部が100%(売上または売価)なので、売上の中身を考えると、100%(売上または売価)の中には仕入れ値(原価)と利益が中に入っていることがわかるはずです。

売上 ー 原価 = 利益 であることから

売上(100%) ー 原価率 = 利益率

であると捉える事ができます。

つまり、利益率や原価率とは、売上に対して何%分の利益や原価になっているということがわかるのです。

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まとめ

売上の中には仕入れ値(原価)と利益があり、この3つのうちどれか二つがわかれば残りの1つもわかるようになっているので、どれか一つの率を知りたいのであれば、3つ全てを率(%)として考えるようにすれば良いのです。

 

以上で簡単な利益率や原価率の考え方の説明を終わります。

 

スーパーマーケットの仕事で使う数字は主に算数で解決できるものばかりですので、あまり難しく考える必要はありません。

まずは簡単に考えてから、より正確に難しいことに突っ込んでいくようにしていきましょう。

 

スーパーマーケットで使う計算関係は

すぐ分かるスーパーマーケット使える計数ハンドプック (すぐ分かるスーパーマーケットハンドブック)


が参考になります。

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